前週は60ドル台前半でやや上値の重い展開になった。石油輸出国機構(OPEC)プラ スの増産対応に対する警戒感が強く、戻り売り優勢の展開になった。7月に日量41万 1000バレルの供給増を決めるとの見方が優勢だったが、週末を前にさらに大規模な 供給増加観測が浮上すると、一時60ドルを割り込んでいる。ただし、全体的に値動き は鈍く、明確なトレンドを形成するには至らなかった。 今週も、戻り売り優勢の展開になろう。週明け直後は、31日に合意された7月の減 産縮小幅が41万1000バレルと6月からの加速がみられなかったことで、短期筋の ショートカバーが膨らむ可能性がある。ただし、それを前提にしても需給緩和見通しに 変化は生じない見通しであり、戻り売り優勢の地合が続こう。特に月初の指標で米中経 済の減速懸念が強まると、60ドル割れの取引時間が増えてくる見通し。 予想レンジは58.00〜64.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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