ゴム午前＝続伸、上海高を好感

【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、続伸。。寄り付きでは、上海夜間が小幅高となったものの、株安
や円高を受けて、売りが先行し、夜間取引の上げ幅を帳消しにしてマイナスサイドに沈
む限月が目立った。だが、売り一巡後は、日中取引の上海ゴムが堅調に推移しているこ
とを好感し、買いが優勢となっている。ＴＳＲ２０は出来ず。

　午前１１時４６分現在のＲＳＳ３号は前営業日比０．９〜３．１円高。活発限月の
１１月限は同２．１円高の２９３．０円、期先２６年５月限は出来ず、推定出来高は
２３７枚（前日夜間取引含む）。上海天然ゴム先物は、９月限のみ約定し、同１０５ポ
イント安の１万３６０５ポイント、推定出来高は１９枚。

【１１月限は２９５円付近の攻防が目先の焦点】
　今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、上海高などを手掛かりに買いが優勢となってい
る。活発限月の１１月限は、一時２８８．２円まで下落したが、その後、２９３円付近
まで戻している。
　１１月限は、夜間取引で２９５．３円まで上昇したが、同水準では戻りが鈍くなっ
た。この水準は２日の高値２９５．５円と同水準であり、目先、２９５円付近の攻防が
焦点になりそうだ。同水準を突破すれば、３００円台回復を試すことになる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲは２０は売りが優勢となり、
１．２〜０．３セント安で推移している。
　上海ゴムは軒並み高。午前１１時００分現在、指標限月の２０２５年９月限は、前営
業日比１１０元高の１万３５８０元で推移している。

MINKABU PRESS

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