[今夜の視点]海外原油=続伸か、イランを巡る緊迫感で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.07ドル安の64.51ドルで推
移。本日これまでのレンジは64.47〜64.86ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。イランが核兵器開発のための爆縮実験を実施したと伝わっ
たことが相場を押し上げるだろう。イランを攻撃したがっているイスラエルの報道であ
り、真偽については割引いて眺める必要があるものの、イランが米国と核開発協議を続
ける理由は核兵器の開発が完了するまでの時間稼ぎであるという見方が根強く、緊迫化
には備えておくべきだろう。
 また、イランがイスラエルの核開発や核施設の機密情報を入手したと報道されている
ことも買い手がかりか。イランはこの機密情報を公開するもようで、イスラエルの核兵
器保有が公になるならば、イランと米国の核開発協議に影を落とすだろう。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【休日】--:-- 犠牲祭
◆ スイス ◆
【休日】--:-- 聖霊降臨祭月曜日
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 卸売在庫 2025年4月確報値(商務省)
【農産】6/10 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】6/10 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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