【これからの見通し】米中貿易協議2日目はどうか、市場は神経尖らせる きょうは米中貿易協議の2日目となる。昨日の協議では双方の要求を探る段階に終わったようだ。中国にとってはレアアースの世界的シェアを占有していることが武器となっている。一方で、米国はエヌビディアの高性能AIチップの禁輸措置がカードとなっている。ただ、より性能の低いチップについては禁輸措置の緩和を示唆しており、前向きな交渉姿勢が示されていた。 ただ、不気味なのが東京午後2時過ぎの市場動向。中国のレアアース株が急伸するなかで、中国株全般は下落。その他主要株式市場も連れ安となっている。ドル円相場は145円手前水準から一時144.50割れへと下落。クロス円も軒並み円高方向に振れている。具体的な材料を見いだせないなかでの値動きに市場の不安心理が高まっているようだ。 焦点となるロンドンでの米中貿易協議2日目は日本時間午後6時に始まる予定。双方が前向きな言葉で飾るのか、もしくは不満を表明するのか、不透明感が広がるなかでマーケットの神経質な動きが続きそうだ。 この後の海外市場で発表される経済指標は、南ア製造業生産高(4月)が予定されるくらいで、ほぼ材料難となる。発言イベント関連では、ビルロワドガロー仏中銀総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、レーン・フィンランド中銀総裁などECB高官らの講演やイベント参加が予定されている。米国では米3年債入札(580億ドル)が実施される。 米中貿易協議関連の報道に市場の関心が集中しそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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