●レビュー原油、過熱感から調整売りで小反落＝マーケットエッジ

　１０日のニューヨーク原油先物相場は、前日比０．３１ドル安の６４．９８ドル。米
中通商協議は２日目を迎え、通商リスク軽減期待を背景に一時６６．２８ドルまで上昇
した。しかし、その後は過熱感から調整売りが膨らみ、最終的にはマイナス圏に沈ん
だ。ただし、逆に大きく売りこんでいくような動きもみられず、下げ幅は限定された。
根強い需給緩和見通しから過熱感が警戒されるも、リスクオン環境の影響もあって売買
が交錯した。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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