石油市況＝原油は小幅まちまち、円安にも海外原油安で強弱感が相殺

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/12   73,000     ±0  2025/12   76,000     ±0  2025/11   57,380   -120
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15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近 7月限　64.95 ドル -0.03
ブレント原油 　 夜間取引　期近 8月限　66.72 ドル -0.15
ドル・円相場　15:45 現在   145.08 円  前営業日比  0.61 円の円安
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【市況】
　東京石油市場の原油は小幅まちまち。前日の海外原油先物は上昇後に崩れて結局小幅
安で引けたが、為替が１ドル＝１４５円台前半まで円安に振れていることで強弱感が相
殺された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合いで推
移している。またドバイ原油の現物も軟調寄り後にやや戻している。
　原油は限月ごとに玉次第の値動きとなり、小幅まちまちで引けた。約定しなかった期
先限月は名目値で小幅安。この日も１０月限から１１月限への限月移行の商いが見られ
た。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

　前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ず。原油が２７０円安
〜４７０円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が６１８３枚。中京
ガソリンが０枚、中京灯油が０枚。

【１１月限は上昇後下落も５万７０００円台維持】
　東京原油は小幅まちまち。国内夜間取引の前半は再び上昇する展開となり、中盤にこ
の日の高値を付けたが、その後は反落する展開となり、日中取引の朝方にこの日の安値
を付けた。その後は午後までジリ高基調となった。
　６番限である１１月限は国内夜間取引の中盤に５万８１５０円まで戻り高値を更新し
たものの、その後の下落で朝方には５万７０６０円の安値を付けた。その後の日中取引
では５万７０００円台前半でしっかりとした値動きとなった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅安】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は小幅安。７月限は午後３時４５分現在、前
日比０．０３ドル安の６４．９５ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

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