【本日の見通し】ドル高警戒一服、米30年債入札に注意 昨日の市場でドル円は145円台半ば近くまでの上昇から144円台に低下した。注目された5月の米消費者物価指数(CPI)が前年比+2.4%と4月の+2.3%からは伸びたものの、市場予想の+2.5%に届かず、米利下げ期待が強まる形でドル売りとなった。 トランプ関税の影響が警戒されていたが、関税の影響が強く出るとみられる衣料品が前年比-0.9%と4月から下落幅が拡大、中国製品のシェアが大きくこちらも関税警戒が見られたおもちゃは、4月のマイナス圏からプラス圏に上昇も前年比+0.2%に留まるなど、関税率上昇の影響が限定的に留まっている。 米国の年内利下げについては1回か2回、2回が本線も1回の可能性も高いという状況から、2回の可能性がかなり高いというところまで見通しが変化しており、ドル売りが入りやすい地合いとなっている。こうした状況を受けてドル円は上値の重い展開が見込まれる。 注目は日本時間13日午前2時の30年債入札か。先月の20年債入札は冴えない結果となり、ドル売りにつながった。一時に比べて米国売りの動きが抑えられており、無難にこなす可能性が高いが、不調に終わった場合、米国売りが再び強まり、ドル売りが広がる可能性がある。元々比較的不人気の30年債だけに、警戒感がある。 ドル円は144円台を中心に方向性を探る展開。143円台トライの可能性も十分に意識。 ユーロドルは1.1500を付け、その後も高値圏。1.15台にしっかり乗せるかどうかがポイントとなる。 MINKABUPRESS 山岡
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