[今夜の視点]金・銀=中東情勢の行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場は、予想以下の米生産者物価
指数(PPI)や中東情勢の緊張の高まりを受けて買い優勢となった。アジア市場で
は、朝方の3383.87ドルから、イスラエルのイラン空爆を受けて急伸した。午後
に入ると、3443ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。

 イスラエルのイラン空爆に対し、イランは報復を表明した。米国とイスラエルが厳し
い打撃を受けるとしており、中東情勢の行方を確認したい。米国とイランの第6回高官
協議が15日に予定されており、協議が実施されるかどうかも確認したい。

<今夜の予定>
・独消費者物価指数 2025年5月確報(連邦統計庁)
・ユーロ圏鉱工業生産 2025年4月(EUROSTAT)
・ユーロ圏貿易収支 2025年4月(EUROSTAT)
・米消費者信頼感指数 2025年6月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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