きょうのNY為替市場、リスク回避のドル高が優勢となっている。ドル円は東京時間に142円台に下落していたが、144円台まで買い戻される展開。 イスラエルがイランを空爆したことで、中東情勢の緊張が一気に高まっている。リスク回避の円高からドル円は東京時間に142円台に下落したが、為替市場は次第に有事のドル高の反応が強まっている状況。ここ数日、リスク回避はドル安の反応に変化していた。 原油相場が一時78ドル台まで一気に急騰していたが、これはドルにとってプラスとの指摘もストラテジストから出ている。特にユーロや円に対しての優位性が高まるという。 ただ、本日のドル反発がリスク回の需要か、直近の下落後の機械的な買い戻しかは、検証の余地があるとの指摘も出ている。イスラエルがイランを空爆したことは、米国の地政学的なリーダーシップの低下も同時に表しており、それは、従来のマクロ要因以上に、市場に影響を与え始めている可能性もあるという。AUKUS(米英豪安全保障枠組み)見直しの報道も伝わっているが、米国の国際的な信頼の後退は市場にとっても重大な意味を持つと指摘している。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は144円に観測。 13日(金) 144.00(15.0億ドル) 145.00(6.0億ドル) 16日(月) 145.00 (48.7億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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