前週は、下げ一服後の修正高で300円水準まで切り返したが、高値を維持できずに 290円水準まで軟化し、明確な方向性を打ち出せなかった。米中通商環境の改善期待 もあり、ゴム相場は安値修正野動きが優勢になった。280円水準で下げ一服となった 後の修正高が続き、一時300円台を回復している。しかし、週後半は改めて需要不 安、季節的な増産圧力を織り込む形で軟化し、ボックス気味の展開に留まった。 今週は徐々に上値の重さを確認する展開になろう。需要環境に対する不信感が強く、 先高観の形成は難しい。世界各国の自動車市場の鈍化が警戒されており、特に新車用タ イヤ需要についてはネガティブな評価が求められている。供給サイドの動向はあまり材 料視されていないが、生産量が上向きやすい季節環境はネガティブ。中東情勢緊迫化を 受けての原油、株価、円相場などの動向には注意が必要。 予想レンジは280〜300円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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