[本日の見通し]石油=中心限月は売り買い交錯、ハメネイ師死亡説も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は売り買い交錯。前日終値付近で推移し
ている。
 イスラエル軍がイランの首都テヘラン近郊のラビザンを空爆した。この付近にはイラ
ン最高指導者ハメネイ師の地下壕があるもようで、一部ではハメネイ師の死亡がうわさ
されている。米ニューヨーク・タイムズの報道によると、イランのフォルド核施設が攻
撃された場合や、ハメネイ師が暗殺された場合にイランが核兵器を製造すると米政府は
確信しているという。
 うわさ話に基づいた空想は時間の無駄だが、米国がイランの核兵器保有を阻止しよう
としていることは確かである。イラン政府は核兵器を保有しないと明言しているにもか
かわず、トランプ米大統領は核兵器を持つなと連日繰り返し言及しており、今週末の動
きには備えておくべきだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.49ドル高の73.99ドルで推
移。本日これまでのレンジは72.57〜75.54ドル。
 原油11月限の予想レンジは6万4000円から6万5000円、ガソリン先限は
7万7500円から7万8500円、灯油先限は7万7500円から7万8500円。
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