石油市況=原油は急反発、海外原油のアジア時間の急騰で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/12   78,000     ±0  2025/12   81,000 +3,000  2025/11   66,080 +1,830
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 8月限 75.00 ドル +1.16
ブレント原油   夜間取引 期近 8月限 78.13 ドル +1.12
ドル・円相場 15:45 現在   147.24 円  前営業日比  1.87 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は急反発。20日の海外原油先物は上値が重かったが、週末の米
国のイラン核施設攻撃により、週明けのアジアの時間帯の海外原油が急騰したことに支
援された。また為替も1ドル=147円台前半まで円安に振れている。週明けのドバイ
原油の現物も急騰して始まったが、その後は大きく上げ幅を削っている。
 原油はおおむね4ケタ高で引けた。ガソリン約定せず値動きなし、灯油も約定しなか
ったが、名目値で急伸。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円高、原油が700〜2270円高。中京ガソリンは2000〜5000円高、
灯油も出来ずだが、名目値で2000円高。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が6571枚。中京
ガソリンが1枚、中京灯油が0枚。

【11月限は急伸後も引けで6万6000円台維持】
 東京原油は急反発。先週末の国内夜間取引の前半は軟調に推移して、そこでこの日の
安値を付けたあと戻して、週明けはギャップを開いて急伸した。その後は上げ一服とな
ったが、大幅高水準でのもみ合いが続いた。
 原油6番限である11月限は国内夜間取引の前半に付けた6万3660円の安値から
週明けの日中取引の朝方にはは6万6390円の高値を付けた。引けも6万6000円
台を維持した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は急伸。8月限は午後3時45分現在、前日
比1.16ドル高の75.00ドル辺りで推移。

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