ゴム市況＝反落、上海安や円高を嫌気

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                  　ＲＳＳ３　　　   　     　　     　  ＴＳＲ２０
      2025/06　　    2025/11　      2026/05        2025/07    　  2026/06
　302.3  0.0　納会  295.8  - 5.7   295.0  - 2.0   234.0  - 2.0   235.0  - 2.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 　　　上海ゴム９月限　　　　　13,685　 - 200　（午後3時40分時点）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、反落。寄り付きでは、上海夜間安やドル・円が１ドル＝１４５円
台後半の円高に振れていることを受けて、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の
上海ゴムが一段安となったうえ、ドル・円が１４５円台前半に円高に振れたことを受け
て、下げ幅を拡大させた。ＴＳＲ２０は出来ず。
　なお、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号２０２５年６月限は、前営業日比変わらずの３０２．３
円で納会となった。

　大引けの納会限月を除くＲＳＳ３号は、前営業日比７．０〜３．９円安、活発限月の
１１月限は同５．７円安の２９５．８円、期先２６年５月限は同２．０円安の２９５．
０円、総出来高は２２１枚、ＴＳＲ２０は全限が同２．０円安。上海天然ゴム先物は９
月限のみ約定し、同２６０ポイント安の１万３６９０ポイント、他限月は同２５５〜
２４５ポイント安、総出来高は４０枚。
【産地相場は小動き】
　産地相場は、５月最終週からやや地合いを緩めていたが、６月６日に下げ止まると、
その後は７２〜７３バーツ台を中心に小動きとなっている。６月２３日のタイ南部の天
然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、前営業日比０．３０バーツ安
の７２．８５バーツが提示されている。
　産地相場の値動きをみると、中東情勢の緊張、そして緩和に対して、大きな動きをみ
せていない。需給関係が劇的に変わる見方は出ていないようだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は１２月限のみ約定し、２．３セント高。ＴＳ
Ｒは２０は序盤から売り優勢で推移し、午後になると一段安となり、２．０〜０．１セ
ント安で推移している。
　上海ゴムは大幅安。中心限月の９月限は、夜間取引では売りがやや優勢となり、前営
業日比５０元安の１万３８３５元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、一段安でよ
寄り付いた後、買いが先行し、中盤には一時プラスサイドに振れた。だが、すぐに戻り
を叩かれ、一時１万３６６５元まで下落した。

MINKABU PRESSS

• ［表］国内電力先物＝出来高・取組高（２４日付）
  商品

  NEW

  06/24(火) 19:51
• ［表］国内電力先物＝出来高・取組高／最高・最低（２４日付）
  商品

  NEW

  06/24(火) 19:51
• ［表］国内貴金属先物＝出来高・取組高（２４日付）
  商品

  NEW

  06/24(火) 19:50
• ［表］国内貴金属先物＝出来高・取組高／最高・最低（２４日付）
  商品

  NEW

  06/24(火) 19:50
• ［表］国内一般大豆先物＝出来高・取組高（２４日付）
  商品

  NEW

  06/24(火) 19:50