石油市況=原油は暴落、海外原油が急騰後に暴落して

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/12   78,000     ±0  2025/12   81,000     ±0  2025/11   57,970 -8,110
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 8月限 65.08 ドル -3.43
ブレント原油   夜間取引 期近 8月限 67.67 ドル -3.81
ドル・円相場 15:45 現在   145.10 円  前営業日比  2.14 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は暴落。週末の米国のイラン核施設攻撃により、週明けのアジア
の時間帯の海外原油が急騰した後、その後イスラエルがトランプ米大統領が提案したイ
ランとの停戦に合意したことが報じられたことで、その後この日のアジアの時間帯の夜
間取引にかけて上げ幅を大きく上回る暴落となったことに圧迫された。また為替も1ド
ル=145円台前半まで円高に振れている。この日ののドバイ原油の現物も暴落して始
まった後、午後にさらに一段安となっている。
 原油は軒並み4ケタ安となり、6000〜9000円安の暴落となる限月が多くなっ
た。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
500円安、原油が9020〜1850円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が9343枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【11月限は5万8000円割れまで暴落】
 東京原油は暴落。国内夜間取引の前半にこの日の高値を付けた後、中盤から後半にか
けて大きく崩れた。朝方にいったん底入れした後に戻したが、午後後半に再び崩れて、
この日の安値圏の引けとなった。
 原油6番限である11月限は国内夜間取引の前半に付けた6万6360円の高値から
大引けには5万7970円まで暴落した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は急落。8月限は午後3時45分現在、前日
比3.43ドル安の65.08ドル辺りで推移。

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