−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,055.00 1,062.25 1,046.25 1,046.75 -12.00 2025/08 1,058.00 1,065.50 1,049.75 1,050.25 -11.75 2025/11 1,040.75 1,049.75 1,036.50 1,037.00 - 9.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 334,242 328,142 846,402 (- 4,619) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月30日−7月4日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み大幅続落。終値の前営業日比は12.00〜9.00セント安。中心限 月の11月限は9.75セント安の1037セント。 イランとイスラエルの停戦合意が伝えられ、中東情勢に対する警戒感が後退し商品市 場全体が弱気な雰囲気が強まるなか売り優勢で運ばれた。米産地では気温が上昇しなが らも降雨が続き順調な生育が見込まれていることも重石になった。 11月限は1040.75セントで取引を開始した直後に1049.75セントまで 浮上したが、その後は次第に下値を探る足取りを展開。前日安値の1044セント付近 に達すると下げ渋りに転じる動きも見られたが、これを割り込んだことで手仕舞い急ぎ の売りが入って下げ幅を更に拡大し1040セントを割り込んだ。終盤は1038セン トを上値抵抗線とする低迷となり、1036.50セントの安値を記録した後、ほぼ 安値で取引を終了。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではミシシッピーバレー中部以東で高温多湿となっており、家畜にスト レスがかかっている。ただ、この高温多湿はコーンと大豆の生育には適しており、速い ペースでの生育が促されている。 今週後半には記録的となった東部の熱波は和らぐものの、多くの地域で気温は平年を 上回る見通しとなっている。中部および東部では依然として高い湿度や夜間でも気温が 下がらないため家畜にストレスがかかった状態が続いている。今後、熱波の中心地は 南西部及び中部に移動していく見込み。一方、ロッキー山脈南部から中西部北部にかけ て、そして五大湖周辺地域では降雨となり、今後5日間の雨量は25〜100ミリに達 する見通しとなっている。 6〜10日間予報に関しては6月29日〜7月3日にかけてほとんどの地域で気温、 雨量共に平年並〜平年を上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは南西部からの低気圧の影響で散発的な降雨または雷雨が発生。南東部 では高温多湿となっている。ここ最近の降雨にも関わらず、モンタナ州の春小麦の作柄 は劣〜悪の比率が42%に達している。 南部では高温多湿の影響で冬小麦の成熟を含めた穀物の生育が進行。ここ最近は気温 が上昇し降雨も減少しているが、一部では土壌水分過剰が続いている。 大豆製品は、大豆粕・大豆油は共に大豆の大幅安に追随安となった。特に大豆油は 中東の緊張緩和を受けた原油安が弱材料視された。 大豆粕12月限は前日比1.40ドル安の295.3ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトでは高温多湿となり、コーン・大豆の速いペースでの生育が促される。 ・今後数日間はロッキー山脈南部から中西部北部、五大湖周辺地域で降雨。 ・プレーンズでは南西部からの低気圧の影響で散発的な降雨または雷雨が発生。 MINKABU PRESS
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