●短期見通し金、地政学リスク緩和でも底固い＝マーケットエッジ

　中東情勢を受けての大きな値動きはみられず、３，４００ドルを挟んで売買が交錯し
ている。２４日はイスラエルとイランの停戦合意で急落したが、これまで大きなリスク
プレミアムを加算していた訳ではなく、下落余地は限定されよう。地政学リスク緩和で
改めてドルが軟化していることもあり、金上場投資信託（ＥＴＦ）の大量売却といった
動きがみられなければ、３，４００ドル台乗せを打診する見通し。中央銀行や金上場投
資信託（ＥＴＦ）の需要は維持される。強気のマクロ環境には変化に変化はみられな
い。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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