石油市況=原油は総じて下落、円高や海外原油の前日の夜間取引比安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/01   78,000  新甫  2026/01   81,000  新甫  2025/11   57,650 -1,000
======================================
15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 8月限 65.50 ドル +0.58
ブレント原油   夜間取引 期近 8月限 68.15 ドル +0.47
ドル・円相場 15:45 現在   144.34 円  前営業日比  0.81 円の円高
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 東京石油市場の原油は総じて下落。為替が1ドル=144円台前半まで円高に振れる
なか、前日の海外原油先物は期近のみ堅調に引けたが、上昇していた前日の国内大引け
時点の夜間取引と比較して下落していることで上値が重くなった。アジアの時間帯の海
外原油の夜間取引は堅調に推移している。この日のドバイ原油の現物は軟調に始まった
が、午後から上昇している。
 原油はおおむね3ケタ安で引けた。それ以外の限月は名目値で4ケタ安となる限月が
多かった。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
1300〜1400円高、原油が1130円安〜1010円高。中京ガソリンは出来
ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2095枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【11月限は下落後5万7000円台後半のもみ合い】
 東京原油は総じて下落。国内夜間取引の序盤にこの日の高値を付けたあと前半は上値
の重い展開。中盤にいったん戻す場面もあったが、後半に再び一段安となった。この日
の日中取引も上値の重い展開が続いた。
 原油6番限である11月限は国内夜間取引の序盤に付けた5万8590円の高値から
日中取引の朝方に5万7450円の安値まで下落した。その後もあまり戻さず5万
7000円台後半のもみ合いが続いた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。8月限は午後3時45分現在、前日
比0.58ドル高の65.50ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。