●短期見通し穀物、豊作環境で上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、作付け期を無難に消化したが、受粉期が始まった後も産地で降雨が
観測されていることが嫌気されている。降雨でネブラスカ州などを除くと乾燥は回避さ
れており、豊作期待が維持されている。作況報告の数値も高止まりしている。需給緩和
見通しが強い。このまま400セント台前半での低迷が続く見通し。ただし、400セ
ント水準は値頃感もある価格水準で急落の必要性は薄れる。
 大豆は、作付けが順調に終了した。今後は受粉期の天候リスクが焦点になるが、現状
では産地では降雨が続いており、天候リスク織り込みの必要性は乏しい。作況報告の数
値も、トウモロコシ程ではないが良好と言える水準にある。前年並みの水準を確保して
いる。産地でホット・アンド・ドライ傾向が強まるまでは、このまま1000セント台
前半で上値の重い展開が続く見通し1000セント割れからの値崩れの必要性は乏し
い。トランプ大統領の穀倉地帯訪問で、米中通商環境についての報告の有無に注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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