トウモロコシは、作付け期を無難に消化したが、受粉期が始まった後も産地で降雨が 観測されていることが嫌気されている。降雨でネブラスカ州などを除くと乾燥は回避さ れており、豊作期待が維持されている。作況報告の数値も高止まりしている。需給緩和 見通しが強い。このまま400セント台前半での低迷が続く見通し。ただし、400セ ント水準は値頃感もある価格水準で急落の必要性は薄れる。 大豆は、作付けが順調に終了した。今後は受粉期の天候リスクが焦点になるが、現状 では産地では降雨が続いており、天候リスク織り込みの必要性は乏しい。作況報告の数 値も、トウモロコシ程ではないが良好と言える水準にある。前年並みの水準を確保して いる。産地でホット・アンド・ドライ傾向が強まるまでは、このまま1000セント台 前半で上値の重い展開が続く見通し1000セント割れからの値崩れの必要性は乏し い。トランプ大統領の穀倉地帯訪問で、米中通商環境についての報告の有無に注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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