株価指数先物【昼】 ファーストリテイリングの急落でロング解消に

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比20円安の3万9620円(-0.05%)前後で推移。寄り付きは3万9740円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9705円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。ロングの動きが強まり、現物の寄り付き直後には3万9960円まで上げ幅を広げた。ただし、買い一巡後は急速に軟化し、3万9550円まで売られる場面もみられた。中盤以降は3万9570円~3万9770円辺りでの推移が続いている。

 日経225先物は寄り付き直後に一気に3万9960円まで買われ、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9830円)を上回ったが、キープできずにロング解消の動きが強まった。ただ、ナイトセッション同様に3万9500円接近では底堅さがみられており、押し目狙いのロングが入りやすくなっただろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.97倍に低下した。14.07倍で始まり、14.09倍をつけた後に大きく低下する形になった。支持線として機能していた200日移動平均線(14.04倍)を割り込み、一気に25日線(13.93倍)水準まで下げてきた。ファーストリテイリング<9983>[東証P]が下落して始まった後に下へのバイアスを強めた影響が大きい。

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