ゴム午前=総じて軟調、上海ゴムの伸び悩みを嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間高を映し、買いがやや優勢
となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせたことから、売
りが優勢となり、総じてマイナスサイドに沈んでている。TSR20は出来ず。上海天
然ゴム先物も出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比1.4円安〜3.8円高。活発限月
12月限は同1.4円安の316.3円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
343枚(前日夜間取引含む)。

【中国4−6月期GDPは減速】
 中国国家統計局が日本時間の本日午前11時発表した2025年4−6月期国内総生
産(GDP)は、前年同期比5.2%増となり、1−3月期の5.4%増を下回った。
この背景には、米国との貿易摩擦により生産が減少したことや不動産不況が挙げられ
る。
 同時発表された、中国の6月の新築住宅価格は前月比0.3%下落となり、過去8カ
月で最大の下げ幅となった。ただ、前年比では3.2%下落と5月の3.5%下落から
下げ幅は縮小した。昨年11月から前年比の下げ幅は縮小傾向が続いている。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は買いが先行し1.2
〜1.6セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて3ケタ高。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限
は、前営業日比150元高の1万4445元で推移している。

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