●レビュー原油、ドル高で調整売り優勢に＝マーケットエッジ

　１５日のニューヨーク原油先物相場は、前日比０．４６ドル安の６６．５２ドル。６
月米消費者物価指数を受けてドル高が進行したことが、ドル建て原油相場の上値を圧迫
した。特に目立った新規売買材料が見当たらなかったこともあり、為替要因で調整売り
を進める動きが優勢だった。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）月報では、２０２５年と２６
年の世界石油需要見通しは据え置きであり、原油相場に対する影響は限定された。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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