シカゴ大豆の夜間取引は軟調。前日の急伸に対する自律修正安となっている。11月 限は1010セント台半ばまで下落している。 前日はデイリー報告で米国産の大口輸出成約が発表されるなか、米ガルフでの現物ベ ーシスの急伸に支援された。このような現物面からの支援は続く可能性があるので今夜 も注意したい。また競合するブラジル産大豆の輸出は7月にペースダウンしていること が報じられており、このままだと7月の同国産大豆の輸出が前月比や前年同月比を下回 ることが確実視されている。また今夜は週間輸出成約高も発表される。 前日のシカゴは急反発。久しぶりにデイリー報告で大口輸出成約が発表されたことに 支援された。米ガルフの積み出し港であるルイジアナでの8月限に対する現物ベーシス が11〜15セントも急伸したことで買い意欲が強まった。11月限が10ドル台割れ 目前からむ大きく切り返したこともチャート面からの買い安心感が広がった。 11月限は1021.75セントまで急伸した後、引けも1020.50セントとあ まり下げずに1020セント台を維持した。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 18:00 消費者物価指数 2025年6月確報(EUROSTAT) ◆ イギリス ◆ 【経済】 15:00 雇用統計 2025年6月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 小売売上高 2025年6月(商務省) 【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 21:30 輸出入物価指数 2025年6月(労働省) 【経済】 21:30 製造業景況指数 2025年7月(フィラデルフィア連銀) 【経済】 23:00 企業在庫 2025年5月(商務省) 【経済】 7/18 05:00 対米証券投資 2025年5月(財務省) 【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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