ゴム午前＝続伸、日経平均株価の大幅高を好感
【市況】 ゴムＲＳＳ３号は続伸。寄り付きでは、上海夜間がしっかりとした展開になったう え、日米貿易交渉が合意したことを受けて、日経平均株価が急伸していることを好感し 買いが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムは軟化したものの、これに対する 反応は薄く、日経平均株価の大幅高を手掛かりにしっかりと推移する限月が目立ってい る。ＴＳＲ２０は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。 午前１１時４５分現在のＲＳＳ３号は前営業日比０．３〜３．７円高。活発限月１２ 月限は同１．１円高の３３３．０円、期先２６年６月限は出来ず、推定出来高は１８８ 枚（前日夜間取引含む）。 【１２月限はは３３５円に迫る】 今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、日米貿易交渉の合意を好感し日経平均株価が１２０ ０円超大幅高となっていることを好感し、買いが先行している。活発限月の１２月限 は、３３４．０円まで水準を引き上げる場面があり、節目の３３５円に接近した。 １２月限は、今日も陽線となれば、５営業日陽線となるうえ、過去１０営業日でも陰 線が一本しかない。現状、一方的な上げ相場となっており、徐々に過熱感が広がってい る。ファンダメンタルズからの支援材料が見当たらないだけに、利食い売りの動きが加 速した際は、注意したい。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が１０月限のみ約定し、０．２セント安。ＴＳ Ｒは２０は総じて売り物がちの展開となり、０．５セント安〜０．７セント高で推移し ている。 上海ゴムは軟調。午前１１時０５分現在、指標限月の２０２５年９月限は、前日 比４５元安の１万４９６０元で推移している。 MINKABU PRESS
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今日の市況
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