●短期見通し原油、需給緩和の戻り売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ドライブシーズンの上昇一服で上値の重さを確認しつつある。需要端境期に向かうこ
とに加えて、関税による世界経済の減速懸念も強くなっている。しかもそのタイミング
で、石油輸出国機構(OPEC)プラスは着実に供給水準を増やしていく見通しが再確
認されている。トランプ大統領がロシア産石油に対する制裁の動きを見せていることに
注意が必要だが、一時的な上昇リスクに留まろう。ロシア産の供給リスクで瞬間的な急
伸リスクを抱えるが、60ドル台前半にレンジを切り下げる見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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