石油市況=原油は総じて反落、海外原油の反落や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/02   81,000     ±0  2026/02   81,000     ±0  2026/01   59,140   -650
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近  9月限 62.97 ドル -0.20
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 66.22 ドル +0.10
ドル・円相場 15:45 現在   147.76 円  前営業日比  0.43 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて反落。為替が1ドル=147円台後半まで円高に振れて
いるうえ、前日の海外原油が反落したことに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海
外原油の夜間取引はもみ合いで推移している。またドバイ原油の現物は朝安後にもみ合
いで推移していたが、午後後半にさらに軟化した。
 原油は一部限月を除き3ケタ安で引けた。この日も12月限から1月限への限月移行
の商いが見られた。ガソリン、灯油ともに約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
400円安、原油が1140〜10円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が6779枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【1月限は一時的に6万円台乗せもすぐに反落】
 東京石油市場の原油は国内夜間取引の前半に一時的に上昇する場面もあったが、後半
から日中取引にかけてはおおむね軟調な展開となった。
 原油6番限の1月限は前半の一時的な上昇で6万0100円まで上昇したが、結局こ
れがこの日の高値とになり、すぐに6万円台を割り込んだ。安値は5万9000円ちょ
うどまであり、引けも5万9000円台前半だった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。9月限は午後3時45分現在、前日
比0.20ドル安の62.97ドル辺りで推移。

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