石油市況=原油は反発、海外原油高に加え株高や円安を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/02   81,000     ±0  2026/02   81,000     ±0  2026/01   59,240   +730
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 10月限 62.80 ドル -0.23
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 66.64 ドル -0.20
ドル・円相場 15:45 現在   147.12 円  前営業日比  0.76 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は反発。前日の海外原油先物が切り返して堅調に引けたことや、
この日の日経平均株価が終値の過去最高値を更新したこともあり買い意欲が強まった。
為替も前夜の海外市場で1ドル=147円台後半まで円安に振れたあと、この日の日中
は147円台前半まで反落したものの、依然として前日の大引け時点と比較すると円安
に振れていることに支援された。
 なお、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は比較的小幅なもみ合いとな
り、米露首脳会談待ちムードとなっている。またドバイ原油の現物は朝高後はもみ合い
で推移している。
 原油はおおむね3ケタ高で引けた。ガソリン、灯油ともに約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
400円高、原油が390〜1000円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2385枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【1月限は上昇後に上げ幅縮小も5万9000円台は維持】
 東京石油市場の原油は反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けたあと前半は
大きく値を伸ばしたが、中盤にこの日の高値を付けると、後半から日中取引にかけては
ジリ安基調となり、上げ幅を縮小した。
 原油6番限の1月限は5万8390円の安値から5万9630円まで上昇した後、上
げ幅を縮小したが、5万9000円台前半の水準は維持して引けた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。10月限は午後3時45分現在、前
日比0.23ドル安の62.80ドル辺りで推移。

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