その後、ドル円は146円台まで下げ幅を広げている。米雇用統計を受けたドル売りが続いており、ドル円も下押しの動きを強めている。米国債利回りも急低下。 この日発表の8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が2.2万人増と予想を下回る内容となり、労働市場の冷え込みを示す内容となった。短期金融市場では今月の利下げ確率を完全に織り込んだほか、9月を含めて年内3回の利下げの確率を80%超まで引き上げている。 一部からは、9月の0.50%ポイントの大幅利下げの可能性も指摘されている。FOMC委員は明日以降、発言を控えるブラックアウト期間に入り、直接的な手掛かり材料はない。 一部からは「これでFRBは利下げに踏み切るゴーサインを得たと言える。0.50%ポイントの大幅利下げの可能性もテーブルに乗るだろう」との声も出ている。また、今回の弱さは利下げを正当化するほか、リセッション(景気後退)の警戒感も高めているようだ。 なお、今回の米雇用統計の改訂で6月分のNFPが、パンデミック以降で初めて減少に転じた。 ドル円は本日の下げで200日線に上値をブロックされた格好となっている。21日線も下回っており、来週以降の動きが注目される。目先は146.75円付近が下値サポートとして意識されるほか、その下は100日線が146円付近に控えている。 USD/JPY 146.93 EUR/USD 1.1750 GBP/USD 1.3537 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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