石油市況=原油は反落、海外原油安も円安が下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/03   81,000     ±0  2026/03   85,000     ±0  2026/02   60,490   -420
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 10月限 63.82 ドル -0.23
ブレント原油   夜間取引 期近 11月限 67.67 ドル -0.28
ドル・円相場 15:45 現在   147.38 円  前営業日比  0.86 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は反落。前日の海外原油先物が反落したことに圧迫された。為替
はFOMC声明文の発表後にいったん1ドル=145円台半ばまで円高に振れた後、そ
のあと逆に147円台前半まで円安に振れている。この日のアジアの時間帯の夜間取引
は軟調に推移している。この日のドバイ原油の現物も軟調に推移している。
 原油は軒並み3ケタ安で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
700〜600円安、原油が520〜360円安。中京ガソリンは変わらず〜4000
円高、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1083枚。中京
ガソリンが3枚、中京灯油が0枚。

【2月限は6万円とび台半ばのもみ合い】
 東京石油市場の原油は反落。比較的小幅な値動きとなったが、国内夜間取引の後半に
この日の安値を付けた後、日中取引は下げ幅を縮小したものの上値重く推移した。
 6番限である2月限はおおむね6万円とび台半ばのもみ合いとなったが、一時的に円
高が進展した国内夜間取引の後半に6万0010円まで下振れした。しかし日中取引に
は再び6万円とび台半ばまで戻して大引けまで同水準でもみ合いが続いた。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。10月限は午後3時45分現在、前
日比0.23ドル安の63.82ドル辺りで推移。

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