[9月22日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 9月15日〜9月19日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0 ====================================== <シカゴ>18日終値 前週末比 |9月14日現在の米国産コーン作柄報告 25/12 423.75 -6.25 |デント(85% 前週 74% 前年 83%、平年86%) 26/03 441.50 -5.75 |成熟(41% 前週25% 前年43%、平年41%) |収穫( 7% 前週 4% 前年 8%、平年 7%) |作柄報告 |「良」以上:67%(前週68%、前年65%) |「劣」以下: 9%(前週 9%、前年12%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 147.68円 前週末比 0.22円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】豊作は織り込むもハーベストローをつけるのはまだ先。12日の 需給報告の発表後、レンジ相場からの放れがあるかに注目。12月限は425セント超 えとなると、売り越し幅を縮小している投機家からの買い戻しが増加か。逆に414セ ント割れなら売り増しかとした。 【シカゴコーンは収穫の進行が上値圧迫要因ながら、豊作を織り込む】 シカゴコーンは戻り高値を更新した後、18日は修正安となった。初期段階ではある が米国産コーンの収穫の進行が上値圧迫要因ながら、豊作を織り込む格好で下値を切り 上げた。 指標限月の期近12月限は、11日まで420セントを挟んでもみあった後、12日 に上放れとなり、16日に7月3日以来の高値となる431.25セントをつけた。4 30セント水準は戻り売り圧力が強く、423.75セントで18日の取引を終えた。 410〜420セントのレンジ相場から420〜430セントのレンジ相場に水準に引 き上がった印象だ。 12日に発表された9月の米需給報告によると、25/26年度の米国産コーンの生 産高見通しは、168万1400万Bu。先月より上方修正となったが、輸出需要が上 方修正となったため、期末在庫は21億1000万Buとなり、期末在庫率は13. 1%となり、前月の13.3%から0.2%の低下となった。下方修正ながら、24/ 25年度の8.6%、23/24年度の11.8%と比較すると、在庫は潤沢。 14日現在の米国産コーンの収穫率は7%と平年並み。まだ収穫の初期段階。悪天候 などで収穫進度が鈍化すると、買い材料視される可能性あり。ただ多少の鈍化はあれど も11月下旬には、収穫ほぼ完了すると予想。順調に収穫が進めば、10月にハーベス トロー(収穫期の最安値)をつける展開を予想。価格が下落すると、輸出需要が喚起さ れるとみられ、410セント割れからは底堅く推移か。 【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】 とうもろこしは、18日時点の総取組高は9枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また はゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 22日 加鉱工業製品価格指数 2025年8月(カナダ統計局) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 米国産コーン・大豆作柄報告(USDA) 23日 ●秋分の日 中国製造業購買担当者景況指数 2025年9月速報(Markit) 中国サービス業購買担当者景況指数 2025年9月速報(Markit) 米経常収支 2025年4-6月期(商務省) 米中古住宅販売統計 2025年8月(全米不動産協会) 24日 ●南ア(文化遺産記念日) 独景況感指数 2025年9月(ifo) 米新築住宅販売 2025年8月(商務省) 25日 金融政策決定会合議事要旨公表 7月30-31日分(日本銀行) 政策金利公表(スイス国立銀行) 米国内総生産 2025年4-6月期確報値(商務省) 米卸売在庫 2025年8月速報値(商務省) 米耐久財受注 2025年8月速報値(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 26日 米個人所得・支出 2025年8月(商務省) 米消費者信頼感指数 2025年9月確報値(ミシガン大) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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