マクロ需給の緩和見通しで、戻り売り優勢の上値の重い展開が続く見通し。需要の伸び が鈍化する一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給は増え続け、需要を満たす 供給量の確保は容易な状況にある。ただし、地政学環境が不安定化しているため、突発 的な上昇リスクを抱える。ロシアとイラン産の双方に供給リスクを抱えている。米欧の 対ロ制裁強化の可能性、イランに対する国連制裁復活の動きが警戒される。ただし、地 政学リスクの上昇は一時的なものに留まりやすく、斷續的な上昇に発展する可能性は低 い。従来通りに、地政学リスク織り込みの局面では、戻り売り優勢の地合が続く見通 し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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