●短期見通し原油、需給緩和で戻り売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しで、戻り売り優勢の上値の重い展開が続く見通し。需要の伸びが鈍化
する一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給は増え続け、供給過剰見通しは強
い。10月5日にOPECプラスは11月の増産を決定したが、事前に報道されていた
水準を下回り、週明け後は修正高が促される。ただし、供給増による需給緩和見お通し
に変化はなく、戻り売り優勢の地合が続く見通し。8月安値を下抜き、60ドル割れが
打診される。地政学環境が不安定なため突発的な上昇リスクは残すが、戻り売り優勢の
展開が続きやすい。乱高下を繰り返しながら、コアレンジを切り下げる見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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