●短期見通し原油、戻り売り優勢の地合が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しで、戻り売り優勢の上値の重い展開が続く見通し。10月5日の石油
輸出国機構(OPEC)プラス会合後は安値修正の動きが優勢だが、先高観の形成は難
しい。需要の伸びが鈍化する一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給は増え続
け、供給過剰見通しは強い。供給過剰環境でOPECプラスの増産が進むことに変化は
なく、先高観は乏しい。修正高の消化後は、改めて戻りを売られる展開になろう。地政
学環境が不安定なため突発的な上昇リスクは残すが、乱高下を繰り返しながらコアレン
ジを切り下げる見通し。60ドル割れが打診される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。