[今夜の視点]海外原油=戻りが一巡か、供給過剰見通しが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.55ドル高の62.28ドルで
推移。本日これまでのレンジは62.05〜62.36ドル。
 今晩の海外原油は上げ一服か。石油輸出国機構(OPEC)プラスが増産を続ける見
通しで供給過剰が想定されていることが引き続き相場を圧迫するだろう。主要国の自主
減産の巻き戻しが続き、いずれ自主減産の解消が視野に入る可能性がある。米国が長距
離ミサイル「トマホーク」をウクライナに供給する見通しで、米ロの衝突リスクが高ま
ると思われるものの、トランプ米大統領が最終的な決定を下さない限り、警戒感の拡大
は抑制されそうだ。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2025年8月(経済技術省)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】10/9 03:00 FOMC議事録公表 9月16-17日(FRB)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
※米政府機関閉鎖により、民間以外の米経済指標は発表が見送られる見通し。
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