●短期見通し原油、需給緩和で戻り売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しで、戻り売り優勢の展開が続く見通し。需要の伸びが鈍化する中で、
石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給は増え続け、年末に向けての供給過剰見通し
は強い。OPECプラス以外の増産圧力も強い。米中関係の改善期待浮上も、需給緩和
見通しは変わらない。順サヤ傾向が強まり始めていることもネガティブ。引き続きロシ
ア産の供給リスクを抱えるも、需給緩和見通しの修正は難しい。値頃感から押し目買い
を入れる動きも鈍い。乱高下を繰り返しながらもコアレンジを切り下げる見通し。年初
来安値更新を打診する展開が続く見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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