ゴム市況=期近高・期中安、上海ゴムが日中取引で軟化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                 RSS3                        TSR20
  2025/11      2026/03       2026/10         2025/11       2026/10
 310.5  + 3.0  313.8  - 0.5  313.0  0.0    255.0   0.0    255.0   0.0
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      上海ゴム1月限   15,435  - 10(午後3時48分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号、期近安・期中高。序盤は、上海夜間高を好感し、買いが先行した。
だが、中盤以降は、日中取引の上海ゴムが伸び悩みを見せていることから、上げ幅を縮
小する限月が目立ち、期中限月がマイナスサイドに沈んだ。TSR20は出来ず。
 大引けのRSS3号は前営業日比1.5円安〜3.5円高、活発限月の3月限は同
0.5円安の313.8円、期先26年10月限は同変わらずの313.0円、総出来
高は532枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同165ポイン
ト安〜125ポイント高、総出来高は137枚。
【3月限は315円超で戻り売りを浴びる】
 今日のJPXゴムRSS3は、期近高・期中安となった。日中取引の上海ゴムが軟化
したことが、期中の売りを誘った。活発限月の3月限は、一時317.4円まで上昇し
たものの、戻り売りを浴び、終値は313.8円となった。
 日足は上ヒゲが長く実体の短い陽線となった。引き続き、315円超では戻り売りを
浴びる格好となっている。上海ゴムの中心限月1月限も戻りを売られており、目先、売
りが先行する可能性がありそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、午前中は総じて売り
が優勢となった。午後に入ると一段安となり、1.9〜0.2セント安で推移してい
る。

 上海ゴムはまちまち。中心限月の1月限は、夜間取引では買いが先行し、前営業日比
105元高の1万5550元で取引を終えた。日中取引に入ると、ジリ安調の展開とな
り、一時1万5390元まで下落した。

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