金・銀市況=金が大幅続伸、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         19,859   +435    20,250  +417  : 4,008.72   +46.46
銀          210.0    0.0     230.0  +7.0  : 4,924.00  +155.00
プラチナ     7,659   +179     7,529  +239  : 1,621.25   +27.05
パラジウム   7,000      0     7,000     0  : 1,466.70   +46.73
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.16   +0.64  ユーロ・ドル相場   1.1568  -0.0051
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【市況】
 金が大幅続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まったのち、円安一服や
ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。午後に入ると、ドル建て現物相場の
軟調を受けて上げ幅を縮小したが、押し目は買われた。銀は期先2本が上昇した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが324〜455円高、ゴールドスポットが282円
高、銀が変わらず〜7.0円高。
 推定出来高は、金が3万2378枚、金ミニが2万4730枚、ゴールドスポットが
1227枚、銀が4枚。
【金ETFに投資資金が戻るも買い続かず】
 金先限は2万0353円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になった。
円相場は1ドル=154円台前半で円安が一服したが、午後に入ると、154円台前半
に戻した。
 米中の通商合意を受けて買い戻されたことや、金ETF(上場投信)に投資資金が戻
ったことが支援要因になった。ベセント米財務長官は、中国との貿易合意が「来週にも
署名される」との見通しを示している。ただ中国がレアアースで強硬姿勢を維持するこ
とから、米中休戦は長続きしないとの見方もある。一方、米政府機関閉鎖の行方も焦点
である。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、、米中の通商合意をきっか
けに買い戻し主導で上昇した。アジア市場では、朝方の4028.60ドルから、
4041ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、3989ドル台
まで下落したのち、下げ一服となった。
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