トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。需給にひ っ迫感は乏しいが、大豆相場の上昇で上値切り上げが打診される。ただし、値上がりが 進めば農家の在庫売却は強化される見通し。430セント台では農家売り圧力が強く、 さらに上値を切り上げていくのは難しい。大豆相場の動向が重視されるが、このまま 400セント台前半で売買が交錯する展開に留まる見通し。米農務省(USDA)統計 の発表停止で、売買テーマが乏しい。 大豆は、米中首脳会談で大豆貿易環境の正常化が進む見通しになっている。中国が合 意を順守するかが今後の焦点になるが、少なくとも既に中国は米国産大豆の購入に動き 始めている。また、米国産農産物に対する報復関税引き下げも確認された。このまま実 際に輸出拡大が確認できると、大豆相場は1100セント台前半にレンジを切り上げよ う。ただし、それを考慮に入れても1200セントを試すような値動きには発展しづら い。中国勢の動きが鈍ければ、1100セント水準が中立評価になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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