ゴム午前=総じて堅調、上海高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて堅調。序盤は、上海夜間が堅調に推移したことを受けて、総
じてしっかりとした展開になった。中盤に入ると、薄商いの中、買いがやや優勢で推移
している。TSR20は出来ず。
 午前11時32分現在のRSS3号は前営業日比0.1円安〜3.1円高。活発限月
の4月限は同2.4円高の336.5円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は
168枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、25ポイント
安、出来高は4枚。

【4月限は日柄調整か】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、総じて買いが優勢となっている。活発限月の4月
限は、小高く寄り付いた後、上げ幅を拡大させている。4月限は、21日に一代の高値
339.4円を付けて以降、昨日まで徐々に上値を切り下げていた。だが、今日はしっ
かりとした展開になっている。
 21日以降の値動きをみると、332円付近がサポートになっているようだ。直近の
上昇が一方的だったうえ、ファンダメンタルズからの裏付けがないことから、値幅調整
が想定されたが、ここ数日の値動きをみると、日柄調整の可能性もありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて買いが優勢とな
り、0.4セント安〜1.1セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比130元高の1万5240元で推移している。

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