プラチナ市況＝プラチナが軒並み上昇、ＮＹ高を引き継ぐ

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金　        20,888     -2    21,227    -1　　： 4,154.20    +3.60
銀　         260.0   +2.0     250.0   0.0　　： 5,326.00  +139.00
プラチナ     8,028   +328     7,600  +305　　： 1,627.00   +72.88
パラジウム   7,000      0     7,000     0　　： 1,418.35   +21.14
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:45 現在　前営業日比　　　　　　　 15:45 現在　 前営業日比
ドル・円相場    156.16   0.00　　ユーロ・ドル相場　　 1.1593  +0.0005
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【市況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナが軒並み上昇。ニューヨーク高を受けて売
り優勢で始まったのち、円安一服に上値を抑えられたが、ドル建て現物相場の一段高を
受けて押し目を買われると、踏み上げの動きとなった。午後に入ると、ドル建て現物相
場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
　前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが３００〜３３７円高、プラチナスポットが
３０５円高、パラジウムが変わらず。
　推定出来高は、プラチナが９８８２枚、プラチナミニが１０９０枚、プラチナスポッ
トが５８４０枚、パラジウムが０枚。
【プラチナは米利下げ観測やドル安や支援】
　プラチナ先限は７６４５円まで上昇した。ニューヨーク高やドル建て現物相場の一段
高が支援要因になった。円相場は１ドル＝１５５円台後半で円高が一服した。
　プラチナは米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ観測やドル安が支援要因になった。
次期ＦＲＢ議長としてホワイトハウス国家経済会議（ＮＥＣ）のハセット委員長が最有
力候補に浮上した。プラチナの独自材料として、３年連続の供給不足が見込まれている
ことも支援要因である。
【ロコ・チューリッヒ（ドル建て相場】
　プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の１５８３．７６ドルから、買い優勢と
なり、１６４９ドル台まで上昇した。午後に入ると、買いが一巡し、上げ一服となっ
たが、押し目は買われた。
MINKABU PRESS

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