穀物見通し=コーンは25/26年度の需給織り込みでもちあい継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆1月限は12月に入ってから下値を探る動きが続き、10日に10月30
日以来の安値となる1081.50セントまで軟化した。
 10月末に行われた米中首脳会談で対中大豆輸出期待が高まったことを受け、11月
18日に1169.50セントまで上昇したが、中国向けの大豆輸出が期待ほど盛り上
がらず、米中首脳会談後に発表された年内に1200万トンの輸出量を達成するのは困
難との見方が広がったことが、価格を下押す要因になっている。
 このところ、中国向けの大口成約が発表されていることが買い支援要因ながら、その
ペースが大きく上昇しない限り、対中大豆輸出期待の後退が重石となり1100セント
を下回る水準での往来になると予想される。
 12月の米農務省(USDA)発表の月例需給報告で25/26年度の米国産大豆の
期末在庫率は6.7%と前月から横ばい。低在庫は織り込み済みだが、1100セント
超えとなると、低在庫がクリスマス休暇前の買い戻しの口実にされる可能性はある。
<コーン>
 シカゴコーン3月限は11月28日以降、445セントを前後する動きが続いてい
る。米農務省(USDA)月例需給の発表を終えて目先の材料を織り込み感が強い。
 アルゼンチン産地では少雨傾向が強まっており、将来的な土壌水分の乾燥に対する懸
念も浮上しているものの、現状の土壌水分は潤沢だけに現時点での買い支援要因となる
にはインパクトに乏しい。
 25/26年度の米需給予測を織り込み感が強いこともあって、もちあい継続が見込
まれる。ただ期近3月限が440セント割れとなると、大幅な買い越し状態にある大口
投機家の手じまい売りが出ることが警戒される。
<小豆>
 取組はゼロの状態が続き、手出し難となっている。
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