経済統計解説＝ドイツＣＰＩのさらなる上振れは見られず

　１１月のドイツ消費者物価指数（ＣＰＩ）・確報値は前年比＋２．３％と、前月から
横ばいだった。８月以降の上振れは落ち着いている。先行指標である生産者物価指数
（ＰＰＩ）や輸入物価指数は前年割れで推移しているため、物価上昇圧力は限定的だろ
う。
　１０月の英鉱工業生産は前年比−０．８％だった。前年割れは３ヶ月連続で、本指数
のトレンドは下方向。１０月の英国内総生産（ＧＤＰ）が前月比−０．１％だったよう
に、景気悪化懸念が強まっている可能性が高い。

MINKABU PRESS

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