穀物相場は、徐々に米国産と南米産との競合に対する警戒感を強めている。年明け後 は南米産の供給が徐々に始まるが、現時点ではトウモロコシと大豆ともに膨大な生産量 が見込まれている。これらが市場に供給さ入れた際に、米国産穀物が十分な輸出需要を 確保できるのか、不透明感が徐々に高まっている。足元では、トウモロコシと大豆とも に輸出環境は決して悪くない。トウモロコシは南米産に対して価格競争力を有している こと、大豆は米中貿易再開の動きが、輸出需要を支援している。ただし、今後は南米産 との競合は避けられず、南米産の天候相場への移行が始まると、穀物相場全体のパフォ ーマンス悪化のリスクが高まろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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