●論点解説金、貴金属全体に個人投資家の買い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金相場は10月に付けた過去最高値に迫る展開になっている。米連邦公開市場委員会
(FOMC)後の米金利低下・ドル安には一服感も見られるが、貴金属市場全体が物色
されている。既に銀相場は過去最高値を更新していたが、白金相場も2011年9月以
来の高値を更新している。貴金属市場全体に投機マネーの流入が活発化していることが
窺える。金上場投資信託(ETF)投資残高の動きは鈍いが、個人投資家が貴金属全体
を物色する動きを強めている模様だ。この勢いで過去最高値更新を打診すると、機関投
資家も金ETF買いを強化する可能性が高まる。今週は米雇用統計、消費者物価指数
と、米金融政策見通しを占う重要統計が発表される。ここで利下げ観測に大きな修正を
迫るような動きがみられない場合には、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測
が、貴金属相場全体を押し上げる展開が続きやすい。金以外の貴金属相場の値動きにも
注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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