トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。農家の売 り渋り、良好な需要環境などで、緩やかな値上がりが打診される。450セント水準が 抵抗線になっているが、需要が堅調な状態が続いているため、現物相場主導で値上がり リスクを抱える。ただし、今後は南米産の供給が本格化する。大きな上昇余地が見込ま れる値位置ではない。足元では、飼料分野でアルゼンチン産小麦との競合が警戒されて いる。 大豆は、米中の大豆貿易環境の正常化が進むとの期待感から、値位置を切り上げた。 ただし、中国がどの程度の量の米国産大豆を購入するのかは、まだ先行き不透明感が強 い。中国向け大口輸出成約が報告されると1100セント台を回復する余地があるが、 同水準から大きく上昇していく見通しにはない。南米産の供給環境も良好。年明け後は 米国産大豆を取り巻く環境は、現在よりも悪化しやすい。1000セント水準で底入れ はしているが、中国がサプライズ感のある量の米国産大豆の調達を進めないのであれ ば、現行価格水準が中立評価になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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