修正:NYプラチナ市況=大幅続伸、金銀の最高値更新で投機的な買い活発化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 1)  2016.1     2148.9      2016.0      2089.4    +  70.8
         (26/ 4)  2054.4    2178.5      2051.5      2123.4    +  68.6
 パラジウム  (26/ 3)  1795.00    1901.50     1795.00     1830.90   + 44.00
         (26/ 6)  1843.00    1929.00     1843.00     1858.90   + 43.10
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          74,961         61,912        92,673       (-    871)
 パラジウム         10,623          8,611        22,252       (-    454)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          48,362.68  + 227.79
     前日  157.70/72   1.1712/14   ・ナスダック         23,428.83  + 121.21
     本日  156.95/97   1.1756/58   ・10年米国債利回り      4.16  +   0.01
・NY原油  (26/ 2)   58.01 + 1.49  ・SPDR保有金残高  1,052.54      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は大幅続伸。前日比はプラチナが69.2〜70.8ド
ル高、パララジウムは41.60〜45.10ドル高。プラチナ、パラジウムとも全限
月が一代高値を更新。
 プラチナ4月限は大幅続伸。時間外取引では、アジア時間から大幅続伸となり、
2150ドル近くまで上げ幅を拡大。欧州時間に入り、金、銀の上伸もあり、投機的な
買いがさらに加速、2150ドル超えまで上伸。利食い売りを吸収し、100ドル超の
上げ幅を維持。日中取引では、金、銀の大幅続伸が支援材料となり、投資家心理はさら
に強気となり投機的な買いも活発化した。高値警戒感が強く、序盤で上げ幅を拡大し
た。時間外取引の高値をわずかに上抜いたが、上げ幅を縮小した。売り方はクリスマス
休暇を控えて損切りとなる買い戻しを強いられた格好。中盤から後半に上げ幅を縮小も
80ドル超の上げ幅を維持して推移。
 パラジウムは時間外取引では続伸し、一時1900ドル超えを試した。高値を離れた
が、1850ドル台で70ドル超の上げ幅を維持。日中取引ではさらに上げ幅を縮小し
たが、40ドル超の上げ幅を維持して引けた。
・今日の材料
・22日のアジア太平洋株式市場は上昇。
・中国上海総合指数は続伸、26.92ポイント高の3917.36ポイント。
・欧州株は下落。鉱工業株が上昇も自動車や食品・飲料セクターは下落が目立った。
・ミランFRB理事の発言
 政府機関閉鎖により住宅費を除く消費者物価指数(CPI)はやや歪められた。
 最近のデータは利下げ方向に人々を向かわせるはず。
 見解を更新しない姿勢は機関の質を疑わせる。
 近い将来の景気後退は見込まない。
 政策を調整しなければ、景気後退リスクが高まる。
・ドルは下落。ドル円は1ドル=156円台に反落。日本政府の円買い/ドル売り介入が
 警戒され反落。ユーロドルは今月16日以来の安値となる1ユーロ=1.1769ドルまで
 上昇し、この日の高値圏で引けた。
MINKABU PRESS
*相場表のプラチナ1、4月限の高値を修正。

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