[今日の視点]貴金属=金先限は日中取引で上場来高値をさらに更新の可能性

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見込み。金と銀は1ドル=156円台後半の円高
ながらニューヨーク大幅続伸を受けて買い優勢を予想。プラチナ系貴金属(PGM)は
プラチナがニューヨーク大幅続伸を受け、ドル建て現物相場が2120ドル台半ばに上
昇から3ケタ高で取引を開始予想。JPX金、プラチナとも夜間取引で先限が上場来高
値をさらに更新。金先限は日中取引で夜間取引でつけた上場高値2万2759円をさら
に更新する可能性が高いと予想。プラチナ先限は9800円台で上値が抑えられる展開
を予想。
 午前8時5分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は42.19ドル高の
4449.68ドル、銀が4セント高の6911セント、プラチナが76.97ドル高
の2126.47ドル、パラジウムは15.00ドル安の1764.00ドル。
 午前8時5分現在のドル・円相場は1ドル=156.95/96円で、前営業日の
大引け時点から0.38円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2750円前後、銀は340.0円前後、プラチナ
は9770円前後、パラジウムは8500円前後。
【日銀による円買い介入への警戒も金は上値余地】
 金はNY市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しやドル離れの動きが
見込まれるなか買い優勢となったが、東京市場では日銀による円買い/ドル売り介入が
警戒されて円に買い圧力が強まると見られることが重石になるが、JPX金は上値余地
ありとみる。
 日銀は19日に利上げを決定し政策金利は30年ぶりの高水準となる0.75%とさ
れたながらもその後も円安傾向が続くなか、片山さつき財務相がフリーハンドで行動が
取れる、とブルームバーグ社とのインタビューで語ったことを受けて日銀による介入に
対する警戒感が高まっている。22日のNY市場で156円台後半を付けるなど、前週
末比で1円程度の円高となっていることが介入に対する警戒感をより強めるものとな
り、JPX金市場は円高が上値抑制要因だが、基調は強気。上げ幅を縮小場面があれ
ば、新規買いが喚起されよう。
 銀は海外市場では、強気な産業用需要見通しや金の堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは2165ドル台を記録するなど高値を更新】
 プラチナ4月限は産業用としての需要増加が見込まれることに加え、金・銀の堅調を
受けて投機的な買いが見られるなか大幅続伸となり4月限は一時2178.5ドルに達
する場面が見られた。
 中国の投資需要堅調や産業用としての需要増加観測が背景ととなっているうえ、投機
的な動きも続いていることで価格が押し上げられている。クリスマス休暇を控えて売り
方の踏み上げが見られての上伸という側面もあるだけに、踏み上げ一巡に伴い値を落と
す可能性もある。

<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【納会】--:-- 金標準取引 2025年12月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 銀 2025年12月限(大阪取引所)
【納会】--:-- 白金標準取引 2025年12月限(大阪取引所)
【納会】--:-- パラジウム 2025年12月限(大阪取引所)
【決済】--:-- 金ミニ取引 2025年12月限(大阪取引所)
【決済】--:-- 白金ミニ取引 2025年12月限(大阪取引所)
【発会】--:-- ゴムRSS3 2026年12月限(大阪取引所)
◆ アメリカ ◆
【経済】12/24 00:00 新築住宅販売 2025年11月(商務省)
【経済】12/24 00:00 消費者信頼感指数 2025年12月(カンファレンスボード)
【工業】12/24 06:30 週間石油統計(API)
【商品】12/24 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 産業別国内総生産 2025年10月(カナダ統計局)
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