シカゴコーン市況=小幅続伸、クリスマス休暇前の玉整理や小麦高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    446.50      449.00      446.25      447.50      + 0.50
  2026/05    454.00      456.25      453.75      455.50      + 1.00
  2026/07    459.00      461.75      459.00      461.00      + 1.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       177,058      198,133        1,515,662 (-  1,384)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(12月11日までの週)
 コーン:174万4100トン(事前予想レンジ:140万〜250万トン)
  小麦: 44万1600トン(事前予想レンジ: 25万〜 50万トン)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(12月29日−1月2日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは小幅続伸。前日比は0.25〜1.00セント高。
 クリスマス休暇を控えて模様眺めの雰囲気が強まり玉整理基調となるなか、買い優勢
となった。黒海地域からの輸出不安を受けて小麦が小幅高となったことも買い支援要因
となった。
 3月限は446.50セントで取引を開始した直後に446.25セントの安値を付
けたが、その後はじり高となって米国の時間帯を迎える頃に449セントに達した。そ
の後、若干値を落としながらも447セント台でのもちあいとなり、この水準のまま
引けを迎えた。
 米農務省(USDA)が発表した12月11日の週までの週間純輸出成約高は174
万4100トンで前週の147万8900トンを上回った。
 今年度の累計純輸出成約高は4757万8800トンと、前年同期の3631万
2700トンをおよそ31%上回っている。

*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では南部一帯で前線が停滞しているが、今週はほぼ同様の状態が続き広
い範囲で散発的な降雨が見込まれる。この雨は概ね慈雨となるが一部では冠水が発生す
る可能性もある。ブラジル産地西部および中部では今週いっぱい散発的な降雨が続き、
結実期を迎えている大豆産地での土壌水分回復が見込まれる。一方、サンパウロ州東部
およびミナスジェライス州では少雨傾向となるが、気温の上昇が見込まれるため土壌水
分の乾燥懸念が高まりそうだ。なお、これらの地域では29日の週に降雨が発生する
見込み。
 アルゼンチン産地では20〜21日にかけて到来した前線の影響で降雨が発生してい
るが、南部での雨量は僅かにとどまっている。この前線は週末まで北部に停滞し、その
後、27日から28日にかけて新たに前線が到来し散発的な降雨が発生する見通しとな
っている。多くの地域でコーンと大豆の生育に適した土壌水分を維持。

 シカゴ小麦は堅調。ロシアとウクライナで戦闘が続くなか、黒海地域からの2026
年の小麦供給が引き続き不安視されるなか買い優勢となった。また、米産地で異例の暖
かな気温となり、冬小麦が十分な耐凍性を獲得できないリスクが浮上していることも強
気材料視された。
 中心限月の3月限は前日比1.50セント高の517セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは今後数日間はこの時期としての最高気温を記録する見通しとなってい
る。週末には前線が到来し気温が低下する見通しだが、それでも気温は平年を上回るだ
ろう。現時点では少雨傾向とこれに加えて冬小麦産地での土壌水分の減少が見込まれ
る。温かな気温の影響で小麦の冬の寒さに耐える耐凍性の獲得が弱まり、1月に寒気が
戻ってきた時の作柄低下が懸念される。27日から28日にかけては前線が到来し降雨
が発生する見込み。

今日の材料
・ブラジル産地では南部一帯で前線が停滞し週末まで雨がちな天気に。
・ブラジル産地西部および中部では今週いっぱい散発的な降雨が続く。
・アルゼンチン産地では南部では少雨傾向も土壌水分は潤沢。
・米小麦産地では異例の気温上昇で冬小麦の耐凍性の獲得が弱まるリスクも。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。