プラチナ午前=プラチナが急反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが急反発。押し目買いを受けて買い優勢で
始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調や円安を受けて上値を伸ばした。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが658〜1008円高、プラチナミ
ニが0.5〜918.0円高、プラチナスポットが470円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5900枚、プラチナミニが1857
枚、プラチナスポットが3083枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはクリスマス明けで押し目買い】
 プラチナ先限は夜間取引で押し目を買われた。クリスマス休暇前に利食い売りが出て
前日の日中取引で急落したことに対する修正高となった。
 トランプ米大統領と米軍は、ナイジェリア北西部でイスラム過激派組織に対して空爆
を行ったと発表した。同組織がキリスト教徒を標的にしていると主張した。攻撃はナイ
ジェリア政府の要請を受けて実施したとしている。
 プラチナ先限は1万0778円まで上昇した。ドル建て現物相場の堅調や円安が支援
要因になった。円相場は1ドル=156円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の2329.20ドルから、買い優勢と
なった。
 午前11時現在、プラチナは2326.30ドル、パラジウムが1779.00ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが2253.00ドル、パラジウムが
1723.50ドル。
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