前週の穀物相場は上値の重い展開になった。年末年始は持高調整が中心の展開になっ ている。何か新たなネガティブ材料が浮上した訳ではないが、買いポジションの整理を 進める動きが優勢になった。また、南米産の出荷時期が近づいていることもネガティブ だが、需給動向に関係なく穀物相場全体を下押しする動きが目立った。高値圏にあった トウモロコシ相場に加えて、低迷していた大豆相場も一段安になった。 今週のトウモロコシ相場は、改めて下値を固める展開になろう。2025年末にかけ ては調整売りが膨らんだが、現物需給のタイト感は維持されている。良好な輸出環境が 続くのであれば、相場の下落余地は限定される。調整売りから徐々に下値を固める展開 に移行しよう。大豆は、南米産の供給圧力を警戒して上値の重い展開が続きやすい。中 国がサプライズ感の強い大規模調達を行うようなことがなければ、戻り売り優勢の展開 が続く見通し。 予想レンジは、トウモロコシが430〜450セント、大豆が1010〜1080セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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