前週は年末年始を挟んで持高調整の動きが中心になったが、過熱感の解消から調整売 りが先行した。連日の過去最高値更新となっていた反動から、短期筋が持高調整に動き 出した。また、CMEの証拠金引き上げが二度にわたって実施されたこともネガティ ブ。特に目立った売り材料などが浮上した訳ではないが、持ち高調整を進めて様子を見 たいとのムードが支配的になった。過去最高値更新後の急反落になった。 急ピッチな上昇が一服し、過熱感解消の持高調整が中心の展開になりやすい。高ボラ ティリティの是正が最優先されており、相場環境の鎮静化が求められている。先安感が 浮上している訳ではないが、12月の異常さが目立つ急伸地合の反動で、持ち高調整を 進めながら改めて下値を高める局面になる。こうボラティリティ環境のため、下値は 4100〜4200ドル水準までみておきたい。持高調整が一巡した後は、10月の急 落後と同様に、徐々に上昇再開を打診する局面に移行しよう。雇用統計など、米経済指 標の発表が続くことがイベントリスクになる。地政学リスクが材料視されると、早めに 上昇が再開される可能性もある。 予想レンジは4200〜4450ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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